胸腺を強くすればがんを防ぐことが出来る??
2017/02/14
胸腺といわれてもあんまりピンと来ないと思います。
私たちの体の中の免疫システムというのは、
顆粒球、Bリンパ球、Tリンパ球など免疫細胞による共同作業です。
顆粒球とBリンパ球は、骨髄で作られ、
Tリンパ球は胸腺という心臓の少し上にある臓器で作られているそうです。
Tリンパ球こそ、白血球のこと。
免疫力を維持するためには、胸腺を長持ちさせることが重要。
つまり胸腺は、健康な白血球を作る臓器なんです。
老化すると胸腺が小さくなっていきます。
胸腺が免疫力を維持するうえで重要で10歳代前半に最も大きくなって20歳になると機能は、ピークを迎えます。
そして40歳代には、ピーク時の約半分の大きさとなり、70歳~80歳になると10%ほどの大きさになってしまうそうなんです。(定説では、10歳代で35g)
40年前には、虫垂や扁桃腺と同じように不要な臓器といわれていたそうです。
胸腺とは、前胸部中央の心臓の上あたりにあり、掌大のブヨブヨした白っぽい臓器です。
胸腺が小さくなると免疫細胞であるTリンパ球が十分教育されなくなり免疫力が落ちていきます。
胸腺内で 正しい白血球(Tリンパ球)になるには、100日の教育を受けます。
(正しい教育とは、自己と非自己を見分ける能力)
たとえば、がんなどの変化したタンパク質(非自己)や感染による変化したタンパク質(非自己)を見極める教育)
しかし、その中で数%の合格率で選ばれた戦士(Tリンパ球)だけが使用され、97%が不完全で死んでしまうそうなんです。
人間の体ってすごいですね。
胸腺が小さくなる原因は、毛細血管の老化から来るのです。
血管年齢が若ければ、免疫力も維持できるということになってきます。
免疫力が弱くなってきた原因は、胸腺の萎縮してちいさくなったことが原因???
胸腺の萎縮や退化とは、つまり胸腺を作っているケイ素が不足しているからなのです。
ケイ素が不足することで毛細血管がつまり栄養と酸素が胸腺に送れなくなったのです。
「胸腺」は、白血球の教育器官です。白血球は、7日間で死ぬんです。
人間の免疫力を支配する要は、「胸腺」です。赤血球の寿命は、約120日間。
白血球(Tリンパ球)の寿命は7日ですが、白血球が誕生して約100日間は、その間どういう外敵が来たら、どういう戦い方をすればいいのか訓練されているのです。
白血球は、それから血管中に入り約7日で死ぬそうです。
短すぎる~~~~~
老化が進むと胸腺の大きさが萎縮していき 当然、免疫力が低下していくと考えられていました。
「胸腺」を構成している臓器成分がケイ素。
ケイ素を補えば、胸腺の萎縮を遅らせ免疫力もアップするということになりますね。
*参考文献 珪素療法研究会 2014年12月11日出版
病気にならない「健康生活」珪素にあえてほんとによかったね
P29~P32 より引用