もっと塩を取りましょう。どんな塩がいいの?

   

塩の種類ってどんなものがあるの?

塩が体に重要な役目をしていることは、前文でもお伝えしました。

一番大事なのは、成分と製法ですね。そして塩の役目について考えて見ましょう。

塩は、料理の味をおいしく引き出すために重要な役割をしてくれます。本当に良い塩を見つけるには、塩化ナトリウムだけでに注目するのではないと言うことです。

夏の水分補給には、「ナトリウム」が良く取り上げられますが、実際には、ナトリウムだけの役割でなくミネラルのバランスが良い塩を選べばもっと体を健康に導いてくれるということになります。

ミネラルが豊富な塩は、抗酸化力が高く、還元力が高いので体の中の酸化した毒素を外に出す役目をしてくれます。さらにミネラルは、人間の体にとても重要な働きをするのでミネラルバランスのよい塩を選ぶのが良いでしょう。

良い塩は、人間の体のあらゆる面に影響を及ぼす・・・と言ってもよいと思います。

野菜をつけ置きすると還元して不純物を除去したり、たまごをつけておくと黄身もぷっくりになります。(たまごの実験写真を見てください)

●海塩・・・・・・海からくみ上げた海水を乾燥させた塩化ナトリウム(塩分)等です。

海塩は世界中どこで作っても白色。海塩は溶けやすく色々な料理に適していています。

◎天日塩・・・・・海塩の1つ。海水を煮詰めて塩にする

日本は雨が多く、土地が狭いため天日塩はほとんど行われていない
日本の製法の一つ「せんごう塩」
*外国の天日塩・・・海水をそのまま天日干しされている

●岩塩・・・・・・海水が地殻変動などで地層に取り込まれて数億年から数千年かけ
、そのまま塩の地層になったもので「海の化石」とも言われる。ミネラルが豊富。

海塩よりも溶けにくく海塩よりもシャープな塩っ辛さがあるのでグリルや蒸料理にむ
いている。

岩塩とは、海水の水分が蒸発して塩化ナトリウム(塩分)等が結晶化したもので岩塩は産地によって含まれるミネラルの種類によって色や味が異なります。

世界で採れる2/3は岩塩だといわれ、

岩塩を食する人口は、世界人口の8割で海塩を食する人口は残りの2割ほど。

日本の塩は、ほとんど輸入に頼っていて食用に使うものは、国内産でまかなえても工
業用に使うものは、不足していて世界でも有数の輸入国だそうです。

【伯方の塩】の原産地はメキシコやオーストラリアだった。

輸入した天日塩田塩を日本の海水で溶かして原料とし、再結晶させて塩を作っている
ため日本原産とされているそうです。

*ご注意

最近は「減塩の塩」というものが売られていて成分は、カリウムなどで塩味を調製さ
れているようなので腎臓や肝臓の悪い人は、注意が必要です。

 

 

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